膵炎の概要

膵炎は急性膵炎と慢性膵炎の2つの分類される。しかし急性膵炎から慢性膵炎に移行する例は少なく、異なった病態であると考えられます。
犬

急性膵炎

急性膵炎の原因

膵臓から分泌されるタンパク分解酵素ののトリプシンの前駆物質、トリプシノゲンが何らかの原因で活性化され、膵組織の自己消化が起こることにより発症します。

特徴

中年から高齢犬に多いのが特徴です。犬種の差はありませんが。肥満している雌の犬に多発する傾向にあります。

症状

激しい腹痛、食欲廃絶、嘔吐、下痢(血便)、発熱のなどはみられます。重篤な犬は死亡することもあります。

治療

あくまで対症療法ですが、静脈内にの持続点滴を行い、また嘔吐している例では制吐剤を投与します。ショックを示してる犬にはステロイドを注射します。
2から3日は絶食をして症状が落ちついたら、少量の低脂肪の缶詰から食事を開始します。

予防法

急性膵炎を予防するいには、普段から栄養の偏りのない良質なフードを与えてください。またオヤツなども注意が必要です。
一度かかると膵臓機能が低下しますので低脂肪缶を与えましょう。

慢性膵炎

特徴

慢性膵炎は様々の原因で引き起こされる進行性の膵線維化に伴う機能障害で、消化:吸収過程に影響を及ぼします。犬では慢性膵炎と膵外分泌機能不全症のと関連は明らかではありませんが、慢性膵炎の進行例が
原因不明の膵外分泌機能不全症に含まれると考えられます。

症状

消化不良、脂肪便、下痢、体重減少などの消化吸収不全の症状をを示します。また増悪期には急性膵炎の症状を示します。

治療

低脂肪肝による食事療法と一生涯の膵酵素の投与によりコントロールする。