猫
こんにちは、ひろせ動物病院の獣医師廣瀬です。今日は猫でよく見られる猫の便秘(特に巨大直腸症)について書きます。

猫の便秘の原因

    先天性の疾患

生まれつきの障害が、あリ便秘になる場合

    後天性の疾患

交通事故などによる脊椎の疾患や骨盤狭窄など
また不適切な食事による便秘
トイレの汚れなどのストレスによるもの
肥満や運動不足です。

猫の便秘症状

    トイレに行くがうんちが出ない

これには猫の下部尿路疾患(FLUTD)との鑑別が大切です。下部尿路疾患では頻尿ですが、猫の巨大直腸症は尿は出ますが便が出ません。

    食欲不振、元気消失、嘔吐
    脱水症状、腹部膨満、削痩

巨大直腸の治療

    食事の変更

まずは食事を変更します。多くは食事の繊維量に反応しますのでロイヤルカナンの可溶性繊維やヒルズのr/dなどに変えます。またこの
食事の利点は食事の繊維のプラスだけでなく多くの猫では肥満が原因ですので肥満の改善に役立ちます。

    内科療法

まずは全身の症状ががどれだけ悪化しているしているかを調べるために、X線撮影、血液検査、超音波検査などがおこなわれそれぞれの疾患に対して治療します。

便秘の改善

動物病院での内服薬の投与と浣腸を行います。それでも全身状態が改善しなく病気が長引く猫も多いですが
飼主さんも猫ちゃんも辛いでしょうが頑張りましょう。

終わりに猫の巨大直腸 は慢性の疾患ですので飼主さんが早めに気が付き、動物病院に連れて行ってください。この疾患でも早期発見早期治療です。

治療には時間と根気が必要ですがよほどの基礎疾患がない限り反応しますので頑張りましょう。