こんにちは。長崎市のひろせ動物病院、院長の廣瀬です。
今日は

犬

狂犬病予防注射のお話です。

よく耳にするのが”狂犬病って”日本にはないらしいよ。”とか”室内犬には必要がないよね。”という話ですが
ちょっと待ってください!!

狂犬病は日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの一部の国々を除いて、全世界に分布します。つまり、海外ではほとんどの国で感染する可能性のある病気です。

感染動物すべてから感染する可能性がありますが、主な感染源動物は以下のとおりです。渡航中は特にこれらの動物に咬まれないように注意してください。中でも、犬が人に対する主な感染動物です。
アジア、アフリカ;犬、ネコ
アメリカ、ヨーロッパ;キツネ、アライグマ、スカンク、コウモリ、ネコ、犬
中南米;犬、コウモリ、ネコ、マングース

どのくらいの人が狂犬病に感染して亡くなっているのですか。
世界保健機構(WHO)の推計によると、世界では年間におおよそ5万5千人の人が亡くなっています。また、このうち3万人以上はアジア地域での死亡者と言われています。

いやー怖いですね。

日本は1957年以降狂犬病の発生がないのは狂犬病予防注射のお陰です。

<犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務>

犬の飼い主には、
(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること

が法律により義務付けられています。
●「狂犬病予防法」違反

・犬の登録申請、変更事項の届出、鑑札を付けることを怠った場合は、20万円以下の罰金。
・犬の予防注射を受けないこと、注射済票を付けないことに対しては20万円以下の罰金。

犬の飼主の責任として毎年接種してください。以上狂犬病予防注射のお話です。