●ペットは自分で耳掃除をすることができないため、
飼い主さんがペットの耳の中を清潔に保ってあげなくてはなりません。

耳の穴には皮脂腺と耳道腺と呼ばれる腺があり、
これらの分泌物が耳の奥に入ろうとする細菌やほこりなどを手前でキャッチしています。
この分泌物が固まったものが耳垢です。
分泌する量には個体差があり、耳の健康状態によっても差が出てきます。
分泌物が多いと耳垢が多くなって耳道内の汚れのもととなり、細菌や真菌、
ミミダニのエサとなって外耳炎を引き起こすこともあります。

外耳炎を予防するためには余分な耳垢を取り除く日頃のお手入れが大切になるため、
おうちで定期的に耳掃除を行うようにしましょう。
まず、耳の中に毛が生えている犬種の場合は毛抜きなどを使って耳の中の毛を抜いておきます。
耳の中に毛が大量にあると、そこに水分や耳垢が付着して取り除きにくく、
細菌や真菌などが繁殖しやすくなってしまうからです。
もしペットが嫌がっておうちで毛抜きができない場合や、
既に外耳炎になっている場合は無理をせず動物病院やトリマーさんに抜いてもらいましょう。

そのあと、専用のイヤークリーナーを使って耳掃除をします。
イヤークリーナーは適量(1〜5mL)を直接耳道内に入れて使用します。
入れた後は耳の根元をクチュクチュと軽くマッサージし浮き出た汚れを綿花で拭き取ったり、
首を振らせた後、耳道の外に出てきた汚れを拭き取るようにします。
汚れがひどい場合はこれを数回繰り返して耳の中をきれいにします。

この時に耳垢を完全に取ろうとして耳の中に深く綿棒を入れると、
逆に汚れを奥に押し込んでしまったり、耳道を傷つけることもあるため、
おうちで綿棒を使う時には注意が必要です。

また、イヤークリーナーを使わずに乾いたティッシュや綿棒などを使って
ごしごしと耳の中をこすって汚れを取ろうとすると、
その刺激が炎症の原因になることがあるため行わないようにしましょう。

もし耳の中の臭いが気になったり耳垢が多く出ている時には、
外耳炎の疑いがあるため早めに動物病院に連れて行き診察を受けるようにしましょう。

犬
耳掃除しよう~~