太りすぎは、足腰への負担が大きくなり、

関節や靭帯、椎間板を傷めやすくなります。

捻挫、関節炎、椎間板ヘルニアなどのリスクが増大し、

運動どころか歩行にも支障をきたすようになってしまいます。

特に大型犬ではヒジやヒザ、

胴が長い犬種では腰への負担が大きいとされています。

関節症は体重を落とすことで症状をかなり軽減できます。

太らせ過ぎないことは重要なポイントです。

食事はワンちゃんにとって必要なたんぱく質をしっかりとれる

きちんとした食事を心がけること、

そのうえで適度な運動や環境、

サプリメントなどがあり、

どれかが優れていればよいというわけではありません。

なお、蛋白質の過剰摂取は腎臓に負担がかかるので

ご注意ください。人用のプロテインを与えるのはいけません。


食事内容のバランスも大切です。

ドッグフードは栄養バランスを考えて

作られているのでバランスを崩さないように

トッピングは1日の摂取カロリーの1割以内にしましょう。

また、ある程度補助的効果が期待できるのがサプリメントです。

特に軟骨系は筋肉系と違い、

サプリメントを使うなどして

意識的にその働きを助けてあげる必要があります。

関節は自転車みたいなもので

使わずに動きを止めてしまうと錆びてしまいます。

しかし、少しでも使い続ければ錆びにくいですし、

そこに油を差せばもっと長持ちする。

関節も同じです。

サプリメントはその油の役目のようなものと考えるとよいでしょう。

ただし、サプリメントは薬ではありません。

食品のカテゴリーに入り、

食事だけでは足りない栄養成分を細胞に届けて、

関節の動きを少しでも楽にし、

QOLを上げることを目的として使用すべきものです。

効果には個体差があり、

狙ったところに必ずしも効果が現れると

いうわけでもありません。

毛艶や表情、行動など体全体に何らか変化が出てくることもあります。

それが見られない場合には、

そのサプリメントでは不十分と考えられるので、

違うサプリメントに替えてみたほうがよいかもしれません。

サプリメント選びや使い方には悩みがつきものです。

例えば、使うタイミング。

遺伝的にもともと関節系のトラブルが懸念されるワンちゃんなどは

シニア期になるのを待たずに若いころから使い始めるのもよいでしょう。

そして、大切な愛犬に

長く継続して使うものですから品質が気になります。

関節に限らず人用のサプリメントを代用しているケースもありますが、

人用と犬用では成分の分子量が違うことと、

ワンちゃんにとって安全かどうか

確かなデータがないので代用は控えたほうがよいでしょう。

サプリメントは用量を守っている限り、与え過ぎによる弊害や、

アレルギーについてはそれほど心配する必要はありません。

関節元気!