柴犬はバランスの良い体型をしていて、しっかりした骨格を持ちます。

骨密度も高いため体重が標準より重い傾向にあります。

柴犬は他の犬と比べると病気にかかりづらいといわれています。

とはいえ、ペットの飼育環境の変化に伴い、

注意すべき病気が増えています。

これまでは、7歳以上になるまではかかりやすい病気はなかったのですが、

室内で飼われる柴犬が多くなっており、

ハウスダストが皮膚病の原因になっているといわれています。

代表的な皮膚病には、アトピー性皮膚炎や内分泌性皮膚炎などがあります。

ハウスダストや花粉などによるアレルギー反応から、

皮膚のかゆみや赤み、脱毛などの症状が見られます。

発症してしまった場合は、かゆみ止めの薬をのむことと、

アレルギー原因物質に接触しない環境を整えることが大切です。

動物病院へ行って血液検査を行い、

アレルギー反応を起こしている物質を検査することをおすすめします。

また、定期的にシャンプーやブラッシングをしてあげて、

皮膚を清潔に保つことでアレルギー反応を抑えることができます

ドッグフードが原因で起こる病気は、

アレルギーや肥満に伴う心疾患などです。

こうした病気は、皮膚病と同様に皮膚をこまめにチェックすることと、

体重の変化に気を配ることで防ぐことができます。

また平均寿命は延びているので、老犬期間が長くなり、

病気にかかる可能性が高まっています。

老犬になると、心臓病や眼の病気にかかりやすくなります。

心臓の弁が正常に働かなくなる僧帽弁閉鎖不全や、

膝蓋骨の脱臼、視力が低下する白内障が代表的な病気です。

死の間際には認知症で飼い主さんを認識できなくなる柴犬もいます。


ー僧帽弁閉鎖不全ー
柴犬がかかりやすい病気です。

通常は心臓の左心房と左心室の間に位置する僧帽弁により

血液の逆流を防いでいますが、この弁が完全に機能できなくなることにより、

血液の一部が弁の隙間から左心房へ逆流する状態のことを指します。

気が付かないうちに症状が進行してしまう心臓病で、

進行すると、咳、荒い呼吸、心雑音などの症状があります。

ー白内障ー
目が白く濁り、視力が低下し、場合によっては失明にも至ることもある病気です。

水晶体液の新陳代謝がうまく働かなくなり、

水晶体が白濁してしまう状態をいい、

発症すると物にぶつかったり、つまずいたりという症状が見られます。

ー認知症ー
良質なドッグフードの摂取により、ワンちゃんの長寿化が進む一方、

老化に伴い、認知症に掛かる率が高くなってきました。

中でも、柴犬は認知症にかかりやすい犬種といわれています。

名前に反応しなくなる、飼い主さんを判別できなくなる、

などの症状が見られると言われていますが、

飼い主さんへの影響が最も大きいのが、夜鳴きです。

個人差もありますが、

EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)の含まれたドッグフードにより

症状を抑えることが可能とされています。

老化に伴って病気が増えるのは仕方がないことなので、

しっかりとした予防策と発症したあとの動物病院への診察など

迅速な対応をしてあげてください

毎日元気に過ごそう~